【語学留学】語学学校編：わたしが中国文化大学 華語中心を選んだ理由 part2

前回に引き続き台北にある語学学校「中国文化大学 華語中心」についてご紹介します！
part1では日本で学校選びの際決め手になった点を紹介しましたが、
part2では実際入学してみてわかった良いなと感じた点や逆に物足りないなと感じた点も紹介します。

入学してみてわかった！良いなと感じた点

クラスメートの年齢層が幅広い

おそらくキャンパスの有無が関係していると思われますが師範大学や台湾大学に通ってる留学生はみんな若い・・！
比べて文化大学は社会人経験を経て語学留学にきたという方が多かった印象。

実際1冊目のクラスの年齢層は15歳〜40歳、2冊目は20〜32歳、3冊目は19歳〜32歳。
中には50.60代のご夫婦で受講されてる方もいらっしゃったり！と本当に年齢層が幅広く、いろんな年齢の方と知り合えてよかったです。

施設が近代的で綺麗

文化大学の地下4階にはライブラリー(デジタル学習センター)があり、生徒が自由に使うことができるPCがたくさんあります。ここで自由に勉強をしたりインターネットを見たりオンラインテストを受けることもできます。
またクラスメートと一緒に課題をやるときに使える小さな会議室があったりDVDの鑑賞もできたりと・・とても便利です！
静かで集中できる場所なので学校に通い始めた頃は授業が終わった後よくそこで宿題をしていました。

建物も比較的新しくトイレも定期清掃が入るため綺麗な学校だと思います。

先生がパワーポイントや動画を使って授業を進めている

基本的にどの先生も教科書＋パワーポイント＋プリントを使って授業を進めています。
わたしの先生はたびたび単語や文法に関連する動画をその場ですぐ検索してみんなに見せてくれたので、言葉だけでなく視覚的にわかりやすく説明してくださり、楽しく授業を受けることができました。

入学してみてわかった！物足りないなと感じた点

教科書がちょっと古い

文化大学で使われている教科書は「新版実用視聴華話」という教科書です。
2017年にニューアル版が発売されたのですが個人的に2冊目は以前のものと大差なかった印象。なので3冊目は古い教科書を使って授業を受けたのですが物語の設定が変わってしまっていたので少し不便でした。

おそらくスタンダードな教科書！という感じなので、中国語を学ぶ上で問題はないのですが、現在使われている言葉からは少し古いものが残っていたりします。実際1冊目の時、旧教科書に書かれているお金の単位が古い単語だったため、先生が現在使われている単語を使って作ったオリジナルのプリントで授業を受けたことがありました。
他の大学も以前はこの「新版実用視聴華話」が教材として使われていたようですが、現在は別の教科書が使われています。

キャンパスが無い

師範大学や台湾大学はキャンパス内に語学学校があるため「大学に通っている」感覚がありますが、文化大学はキャンパスと語学学校が離れているため、体感的には専門学校に通っているような感覚です。
以下2つの物足りないポイントもキャンパスが無いことが原因かと思います。

台湾人との交流がない

当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、語学学校で先生以外で毎日顔を合わす台湾人の方は学校併設のコンビニ店員さんぐらいしかいません。授業で台湾の方と交流する機会もなかったので、もう少し話をする機会などがあればいいのになぁと思っていました。こればっかりは自分で話す機会を見つけるしかないですね！

ランチを食べる場所が少し遠い

キャンパスがないため残念ながら文化大学の語学学校には他の大学のような学校併設の食堂やカフェはありません。
近所にコンビニや朝ごはん屋さんはあるのですが、ランチに行く場所が学校から歩いて10分ほどの場所に固まっているのでちょっと不便だなぁと感じていました。みんな大好きドリンクスタンドも学校から離れています。

その点師範大学や台湾大学は近隣にレストランやカフェ、ドリンクスタンド、ファーストフード、そして夜市まであるので便利だろうなぁと感じています。(太りそうだけど) うらやましい・・

おまけ：校内のエレベーターが少なくて不便

文化大学は上は10階、下は地下4階まであるビルなのですが、なぜかエレベーターが3つしかありません。
そして地下4階へ行けるエレベーターはなんと1つだけ。なぜこんなに少ないのか謎ですが、授業開始時刻10分前ともなるとエレベーター前は大行列。
あとこれもかなり謎ですが、学期によってはほぼ毎日教室の場所が変わるので、毎日どの教室かをチェックしなければならず不便に感じていました。(先生もなぜかはわからないそう)

どの学校にももちろん良い点 / 微妙な点があると思いますが、結果的にこの学校は自分に合っていたなと感じています。
個人的には以下のような方に「中国文化大学 華語中心」は合ってるんじゃないかなと思います。

自分の計画にあう学校選びが大事になってきますので、少しでも参考になれば幸いです。